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鹿のゆくえ
交信・声なき声を聴くためのレッスン

詩人が通い続ける部屋

room キンカザン

吉増剛造 / GOZO YOSHIMASU

DETAIL

作品の詳細

展示の準備で鮎川へ来た際、吉増剛造が常宿としていた『ホテルニューさか井』の2階の一室が展示の場所です。 金華山を望むその部屋に滞在して書かれた、新しく生まれたばかりの詩や創作の現場を垣間見ることができます。

公開時間 : 9:00 - 18:00(鑑賞無料)
問い合わせ : 0225-45-2521(ホテルニューさか井)
※ 鑑賞希望の方はフロントにてお声がけください。

  • 鮎川エリア
  • 制作年 : 2019
  • 公開中
  • 作品の場所:ホテルニューさか井
  • 駐車場あり

吉増剛造

GOZO YOSHIMASU

詩人。 1939年東京生まれ。 1945年慶応義塾大学文学部卒業。 大学在学中に詩誌「ドラムカン」に拠って、疾走する言語感覚と破裂寸前のイメージで、60年代詩人の旗手として詩壇に登場。 1964年、第一詩集『出発』刊行以来、半世紀にわたって、日本各地、世界各地を旅して、さまざまな土地の精霊や他者の声を呼び込んだ詩空間へとフェーズを変えながら、現代詩の先端を拓きつづける。 詩集に『黄金詩篇』『草書で書かれた、川』『オシリス、石ノ神』『螺旋歌』『怪物君』など多数。また『わたしは燃えたつ蜃気楼』『生涯は夢の中径――折口信夫と歩行』など多数の評論があり、朗読パフォーマンスの先駆者としても国内外で活躍。 近年は、『表紙 omote-gami 』(毎日芸術賞)などの自身の詩と組み合わせた多重露光の写真表現や、「 gozo-ciné 」と呼ばれる詩のドキュメントを表す映像作品、銅板に文字を打刻するオブジェ制作など、視聴覚をはじめ五感を研ぎ澄ませた未踏の領域を切り拓いている。 2015年文化功労者、藝術員賞・恩賜賞を贈られる。 日本藝術院会員。 2016年に東京国立近代美術館にて「声ノマ 全身詩人、吉増剛造」展、2017年から2018年に、足利市立美術館、沖縄県立博物館・美術館、松濤美術館にて「涯テノ詩聲 詩人吉増剛造展」が開催される。

鮎川エリア

市街地から車で1時間ほどで至る牡鹿半島の南端部。 奥州三霊場の一つである金華山を望む海景も見ものです。 金華山沖は黒潮と親潮がぶつかり合う世界三大漁場の要地で、かつては捕鯨基地として栄えました。 2019年中には観光施設『鮎川浜ビジターセンター』、2020年には『ホエールタウンおしか』がオープン。

permanent exhibition

現在展示中の作品
  • White Deer (Oshika)

    名和晃平 / KOHEI NAWA

    時刻によって表情を変える「迷い鹿」

    White Deer (Oshika)

    名和晃平 / KOHEI NAWA

    「鹿は古来から『神使』や『神獣』として、アニミズムや神道などの信仰のなかで親しまれてきました。 近年、日本では鹿が増え続けており、人里に時々現れる鹿は、『迷い鹿』と呼ばれます。 《White Deer (Oshika)》はインターネット上に現れた『迷い鹿』(鹿の剥製)を取り寄せ、3Dスキャンして得たデータを元に制作されました。 牡鹿半島・荻浜に立つその姿は遠くの空を見上げ、旅の原点である瀬戸内海・犬島の方を向いています」(名和晃平)

  • 白い道

    島袋道浩 / SHIMABUKU

    半島の先端で、空と海、金華山に向き合う

    白い道

    島袋道浩 / SHIMABUKU

    「白い道は樹木の間を抜け、空へ、海へと延びていきます。 金華山が迫り、波の見えるところ、そこに鳥たちは遊んで居るでしょうか?そこは自然をもう一度発見するところです。」(島袋道浩)

  • room キンカザン

    吉増剛造 / GOZO YOSHIMASU

    詩人が通い続ける部屋

    room キンカザン

    吉増剛造 / GOZO YOSHIMASU

    展示の準備で鮎川へ来た際、吉増剛造が常宿としていた『ホテルニューさか井』の2階の一室が展示の場所です。 金華山を望むその部屋に滞在して書かれた、新しく生まれたばかりの詩や創作の現場を垣間見ることができます。

  • Microcosmos -Melody-

    増田セバスチャン / MASUDA SEBASTIAN

    駅前に新たに加わる華やかなピアノ

    Microcosmos -Melody-

    増田セバスチャン / MASUDA SEBASTIAN

    「RAF2018 のライブコンサートや、廃校となった旧荻浜小学校の音楽室で展示された RAF2019 作品が、石巻市ささえあいセンターで継続展示となりました。 「一音一音がその人の色となり、空へ飛んでいくようなイメージで制作した 《Microcosmos -Melody-》 が、また石巻の皆さんの元に帰ることができてとても嬉しく思っています。 こんな時代には、華が必要です。 どうにもできない出来事の中でも、心はいつでもカラフルに彩られて欲しい。 このピアノが色々な世代のコミュニケーションツールとなり、皆さんと一緒にカラフルなメロディを奏でることを願っています」(増田セバスチャン)

天候や現地の状況によって鑑賞できない場合があります。 詳しくはインフォメーション。 SNS 等を参照ください。

OUTLINE

開催概要

Reborn-Art Festival 2021-22
— 利他と流動性 —

【 会期 】

オンライン : 2021年1月6日(水) 〜
夏 : 2021 年 8 月 11 日 (水・祝) ~ 2021年 9 月 26 日(日)
春 : 2022 年 4 月 23 日 (土) ~ 2022年 6 月 5 日(日)
※会期中メンテナンス日(休祭日)を設けます。

【 メイン会場 】

ー 夏 ー
2021年
石巻市中心市街地
牡鹿半島(桃浦、荻浜、小積浜、鮎川、and more...)

ー 春 ー
2022年
石巻地域

【 主催 】

Reborn-Art Festival 実行委員会
一般社団法人APバンク

【 助成 】

文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業

【 翻訳 】
hanare × Social Kitchen Translation(英語)
小山ひとみ、吴珍珍(中国語簡体)、陳 兪方(中国語繁体)

【 Web Direction 】
加藤 淳也
(PARK GALLERY)

この情報は2021年3月20日時点のものです。
新型コロナウイルスの影響等でやむを得ず変更する場合があります。
あらかじめご理解をいただければと思います。
最新情報は随時当ウェブサイトをご確認ください。